最近どんどん環境が親指トラックボールになっているのを感じていたところ、ネットで絶賛されていたのでつい買ってしまいました。確かに良い…
まさかのパームレスト無しで軽く持てるサイズ
このDigio2Q、何が一番つよいかって親指トラックボールなのに軽くて小さいというまさかのサイズ。
普通、トラックボールといったらどっしりとしたものを想像するところで(そしてその安定感が使いやすくてよいのですが)、基本的には置いた場所から動かさないものなのですが…これは違います。
使っていると結構ひょいひょい動かしているという、トラックボールにあらざる運用をしていることに気づく。
具体的にはだらっとしてるときにひょいと持ち上げて膝の上とかで操作してたりとか。おこたPCだったら床の上なんかも全然アリでしょう。
またそれだけではなく、いったんトラックボールから手を離して、再度トラックボールに手を置いたとき、本体を置いている位置を細かく調整したりすることもあります。このあたりは結構無意識にやっている感じ。これが意外と頻繁にやっててだいぶラク。
軽い、小さい、無線接続という三点が揃っているからこそできるこの扱いやすさ。場所もとらないのでだいぶ良いです。
クリック音などがホントに静か
もうひとつの特徴として、クリック音やホイール音、ボール音がとても静か、ということがあげられます。
カチカチといういつもの音はなく、ほんとボタンを押してるだけという感じ。
ただクリック音のカチカチというのはむしろ押してる感じを出すためにわざと出しているところもあるんじゃないかなって思うところはあるので、人によっては慣れないかもしれません。
Bluetoothか専用レシーバーか
この製品の無線モデルには、Bluetooth接続モデルと2.4GHzの無線レシーバー付属モデルとの二種類があります。
当初は、普通にBluetoothでいいかなあ、レシーバーはBluetooth搭載していないパソコンを使っている人向けかなって思っていたのですが…
Bluetoothモデルを使っていると、たまにブラウザが妙に重くなるときがありました。
原因不明で悩んでいたのですが、今までのワイヤレスマウス(実はレシーバーモデルばかりで、Bluetoothは今回初)の経験を踏まえてレシーバー付属モデルに変えてみたらぴたっと収まりました。
うちのPCとの相性問題だったのかもしれませんから、Buetoothモデルが悪いとまでは言えないとは思っていますけれど…そういうわけで個人的には、レシーバーモデルをお勧めします。
またBluetoothマウスで似たような症状にお悩みの方がおられましたら、専用レシーバーに変えてみると治るかもしれません。
とても良いものだけど、『慣れ』の時間が必要かも
そういうわけで、もともとスペースのなかったところでノートPCと一緒に使っているからこの小ささ、扱いやすさは大変ありがたく、とても良いものだといえるのですが。
今までのトラックボールとは若干使い勝手が違うところはやはりあって、しばらくは扱いに戸惑ったりもしました。机の上に手のひらを置く感じとか。
お試しで買うには、ちょっと勇気の要るお値段ではあるのですが…しばらく使ってみないと良さが伝わらないかもしれないと思うところもあります。
店頭などで見かけたときに触ってみて、ピンとくるものが少しでもあれば買ってみると良いかもしれません。
お試しの時は可能であれば是非、持ち上げたり場所を動かしたりしてみてください。