紙の漫画本離れ、顕著に…日販専務、12・7%減に「ショックな数字」
もうすっかり、ほぼ電子書籍となってしまったかげろです。
紙の漫画本が売り上げ12%減なんてニュースを目にして、ああーって感じにはなってしまいましたが。
続刊が多くなるマンガは特に移行しやすいのですよね。
定期的に貯まっていってしまう雑誌なんかも。
この記事は取り次ぎの方の話で紙本の話ですから「売り上げ減」となっています。しかし一方で電子書籍市場のデータを見ると順調に伸びているらしいのです。
2016年度の電子書籍市場規模は前年比24.7%増の1,976億円 電子出版市場は5年後に3,500億円市場へと成長 『電子書籍ビジネス調査報告書2017』 7月31日発行
これは2016年のデータですがコミックは前年度比で340億のプラスだそうで。
紙本が減少した金額が、「前年同期比8・9%減の約1037億円」から逆算すると前年度は約1138億円、その差101億円になりますから(電書の伸びが今年も同じくらいだとすると)全体としてはコミックスの成長分だけで考えてもプラスになってるのではと感じました。
コメントを見ていても割とみんな電子書籍って感じで(そこは偏っているのかもしれませんが)、電子書籍への以降がじわじわと進みつつあることが表に出てきているなと感じるところです。
無限に保管する場所があれば、紙本で持っておくのが一番なことに異論は無いのですが…
僕はまあ、もう後には引けない感じなので、BOOK☆WALKERさんを信じ続けるより他ありません。
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