つい2ヶ月ほど前に勢いで会社辞めたかげろです。そこからの肌感覚も入ってます。
「人手不足」関連の記事は毎日のように見て、今日も「「40代前半の層が薄い」人手不足に危機感 旭化成社長」とかいう記事を見ました。そしてお約束のように怨嗟の声があふれてます。僕もこの手の記事を見るたびに何言ってんだこいつSHINEとか思いますけど毎回おんなじ感想しか出てこないのでコメントするのやめました。そのうち見もしなくなると思います。SHINEは輝けって意味の英語です。
今、中堅どころや経験者が足りていないのは採用を渋ったり派遣に切り替えて切り捨ててきたツケですが、でも、ここで不足しているミドル層の需要が増えたわけでなく、就職氷河期と呼ばれた層が雇用されるようになったようにも感じませんね。
この記事での結論も「ないものねだりをしても仕方ないので、若い人を早く登用して育てていきます。」ですし。
雇用は上向きと言われてますがアラフォーのおっさんが好待遇で迎えられることはなく、アラサー以下の若者が育つまで業務を保たせることができるかチキンレースに突入してるのではないかと思ってしまうところもあります。
実際就活してても別に条件が良くなっている感じはなく、むしろ事実上の年齢制限(40歳以上で入社されても社内規定の年齢で出世できなくてその後ほぼヒラ確定だから採用のハードルが余計上がるとか)を聞くこともあり、たぶんこの世代がこういった企業に救われることはもうないんだろうなあって感じます。
経験者といえば3年とか従事した派遣社員がいると思うのですが、派遣は期限ぎりぎりまで使って切ることしか考えられてないようなのでたぶんだめですね…
逆に、若い人達は正社員として採用されている(だから派遣社員のなり手が減ってきているって話はいい話として聞いておきます)ようですし、世の流れとしてはいいんじゃないでしょうか。
中年のおっさん層がいない職場は察しつつ、がんばっていただければと思います。
(2017/12/13追記)
ツイッターみてて某ゲームプロデューサーが同じように就職苦労されてたようで、35際年齢で実質足切りの話をしてて、俺みたいなのはともかく経験も実績もありそうな方がこの扱いってことは本格的におっさんは要らないんだろうなあっておもいました。(その方は無事就職されたようでひとまずはおめでとうございます)
あと10年粘れば今のアラサーが10年選手のミドル層になりますからね。それまでが勝負です。
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