(2019/5/30追記)
Oculus Questでもこの方法は使えるみたいです。方法自体はAndroidのものなので。Quest届いてないので確認できてないですが…
リモートでadb接続できるようにする
adbで直接操作する機会が割と多めな感じですが、USBケーブルをいちいち繋いでいたらめんどくさいことこの上ないのでリモート接続できるようにします。
前提として、開発者モードとなっていること、adbが使用できる状態(Android Studioなどからインストールしていること)があります。
USBケーブルを接続して、adb tcpipコマンドを実行します。
$ adb tcpip 5555
restarting in TCP mode port: 5555
これでリモートからadbで操作できるようになりました。
この作業は起動してから一度は必ず行う必要があります。
またこの操作は、Oculus GoにTCP接続を許可させるためのものでもあるため、必ずUSB接続している状態で行って下さい。USBを抜いてから実行しても効果はありません。
IPアドレスに接続する
IPアドレスを調べる方法によってOculus GoのIPアドレスを調べて、そのIPアドレスに接続します。
この時点でOculus GoをUSBケーブルで接続してたら、一旦取り外します。
どうも私の環境では、ケーブルを抜いたときにWi-Fi側も接続情報が消えてしまうみたいでした。操作してるPCがWindowsかMacかLinuxかでも違うかもしれませんが。
ケーブルを抜いたらadb connectコマンドで接続します。
$ adb connect 192.168.0.10:5555
connected to 192.168.0.10:5555
ここでdevicesを見てみると、IPアドレスのデバイスが見えます。
$ adb devices
List of devices attached
192.168.0.10:5555 device
この状態になったら、adb shellなどリモートで実行することが出来るようになります。
操作の順序をまとめると
操作した順序をまとめると次のようになります。
- Oculus GoにUSBで接続
- Wi-FiのIPアドレスを調べる (192.168.0.10とする)
- adb tcpip 5555
- USBを抜く
- adb connect 192.168.0.10:5555
Oculus GoからUSBを抜く前にadb connectしていても、抜いた時点で無効にされてしまうところが厄介ですね。
リモートで接続した感じ
リモートなのでちょっと反応遅い感じはありますが、有線で繋がなくてよいところは便利です。
被って使うものだから特にですね。Oculus Go。