人類が完全に起き上がれなくなる完全にだめな組み合わせです。
人をダメにするソファ
「人をダメにするソファ」として有名になった無印良品の「体にフィットするソファ」。ビーズクッションと呼ばれる類のソファーで、すごく細かいビーズが中に入っていて腰を下ろすと沈み込むように支えてくれます。うちにもひとつあります。
この時点で相当ヤバイ代物ですが、沈み込むような座り/寝転がり心地のためむしろ起き上がれないところが欠点と言えば欠点でした。人間を起き上がらせないようにできているんですね
体感してみたことがある方は分かっていただけるのではと思いますが、立ち上がろうと手をついても力をいれたところが沈むような有様で、ある意味ぐったりすることに特化している蟻地獄のようなソファです。
また本を読んだりテレビを見たりも心地よくできますが、そのためには多少なりとも身体を起こすなり、見えるように調整する必要があるわけで、完璧に何もしなくていいとはいかないときもありました。
起き上がらなくていいOculus Goとマッチしてしまった
そこでこのゴロ寝端末の登場ですよ。
Oculus Goの恐ろしいところはですね…ダメソファにぐだっとしている状態で、完全にぐだっとしている状態で、常に真っ正面に仮想大画面モニタがあってアニメが見れるところです。常に。
どれだけ沈んでもごろごろしても真っ正面にアニメが映っていて視界からフェードアウトすることがない。
それを手元のコントローラーでひょいひょいと操作するわけです。
物理的な大画面テレビとかでは例え天井に吊したとして、こうはいかないことおわかりいただけるだろうか。雑な位置調整についてきてくれるところは、むしろHMDだからこそのポイントだと思います。
後ろがやわらかいゴムバンドであることも幸いして、装着したまま沈んでいても邪魔になりません。装着したままゴロ寝ができるクオリティですから当然です…
寝転がって上を見続けるより違和感なく、ある意味ダメソファの真価を発揮できてしまったのかもしれません。
もしこの種のクッションをお持ちの方であれば、是非試してみて欲しいと思います。