それでvagrantとvirtualboxを再インストールしたのですが vagrant upしてくれない 自体に発展…
VirtualBoxをダウングレードする
vagrant upでのエラーメッセージを見ると、2020/1/13の最新バージョン(2.2.6)で対応しているvirtualboxのバージョンは 6.0まで のようでした。
brewでインストールされたのは 6.1 だったので駄目だったみたい。
なのでvirtualboxを戻します。
リポジトリのバージョンを戻す
最初はバージョン指定してインストールくらいの気持ちでしたが、どうもhomebrewはインストールするバージョンをgitで管理してるみたいで、ダウングレードするにはファイルをチェックアウトする必要があるみたい。
「/usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-cask/Casks/virtualbox.rb」がそのファイルのようなので、ひとまず移動します。
$ cd /usr/local/Homebrew/Library/Taps/homebrew/homebrew-cask
履歴を見ると、一つ前に戻せばよさそう。
$ git log Casks/virtualbox.rb
commit 33de1ad39862b4d31528e62f931480c1ba8a90f8
Author: Ted Howard <xxxx>
Date: Wed Dec 11 17:16:52 2019 -0600
Update virtualbox from 6.0.14,133895 to 6.1.0,135406 (#74088)
commit 7e703e0466a463fe26ab4e253e28baa9c20d5f36
Author: commitay <xxxx>
Date: Fri Nov 29 20:06:49 2019 +1000
Update virtualbox install (#72804)
commit 45d768ed9fa4a23cc76fab675cdcd6bf409ab32e
Author: tiiiecherle <xxxx>
Date: Thu Oct 17 21:20:44 2019 +0200
Update virtualbox from 6.0.12,133076 to 6.0.14,133895 (#70970)
...
git checkoutでとりあえず戻します。
$ git checkout 7e703e0466a463fe26ab4e253e28baa9c20d5f36
virtualbox.rbファイルを開いてみると、管理しているバージョンが6.0になっていることがわかります。
自動更新をオフにしてインストール
ここでbrew cask installする前に、 リポジトリが自動更新されないように設定する 必要があります。
brew installするとリポジトリを自動的に最新に保つようなので、環境変数HOMEBREW_NO_AUTO_UPDATEを設定して自動更新を切ります。
$ export HOMEBREW_NO_AUTO_UPDATE=1
$ brew cask install virtualbox
これで無事6.0系が入りました。
vagrantのインストールではなくVirtualBoxのダウングレードの話でしたね…
他のパッケージ管理ツールに慣れていたから、勝手にバージョン揃えてくれたりバージョン指定するだけでOKくらいに思ってたのですが意外とめんどかったです…分かってしまえば作業の手間だけの話ですけれど。