夜中に唐突に「そうだChromebookだ」と思いたちいろいろ調べていたときのメモみたいなものです。まだ買ってません。
目次
なんでChromebook
残業で疲れた夜に唐突に思い立った感は否めません。
…いや以前から、調べものしたりブログ更新したりするくらいの用途に使えるサブノートっぽいものが欲しいなと思っていて。
FireHD10で検索とかもするのだけど、入力が面倒だったりサイトによっては重かったりでちょっとつらくなってきまして。
またブログの更新とかもごろごろしながらしたい。デスクトップ起動しにいくのはちょっと面倒みたいなときもある。
それで、常にインターネットにつながって入力から更新までスムーズにいってほしい。以前こういう用途に使えないかとポメラ DM200 を買ってみましたが…これは本当に「文字を打つだけ」に特化してて、用途として自分が欲しいものに合ってなかったかもと思いました。もともとそういうコンセプトのものだし、DM200自体は作られたコンセプトに沿った良いものだったと思います。しかし2016年の製品っての驚きでした。もうそんなになるのかあ…
個人的に、自分が使ったことがある中でChromebookのイメージに近いデバイスはASUS TF101じゃないかと思っています実質Chromebookじゃん。 (違います)(もう公式サイトからも消えてる…)
しかしさすがに今の時代にAndroid 3.1はつらい…(ちょっと引っ張り出してみようかなって思ったけど腐海に沈んでしまっていた…)
でもあの端末、当時すごく便利に使ってた覚えはあります。タッチパネル液晶とか、接続された物理キーボードとか。
そもそもラインナップがそう多くない?
まずどんな種類があるかを見ていきました。でもなんか、ラインナップが特定のメーカーに偏ってるように思いました。もしかしてあんまりリリースされていない?
日本で普通に買えそうなの、ASUS、Acer、HP、Lenovoくらいかなと…
GoogleもPixelbook Goなど出していましたけど輸入しかなさそう…公式サイトのラインナップにも載ってません。
求めてるスペック
いろいろ見てて整理するとこんな感じかなあ。
- サイズ 13~14インチくらい
小さいほうがいいけど、小さすぎてキーが打ちづらくても困るしと思ってこのくらい。 - 重さ 1.6kgくらいならOK
- メモリ 4GBほしい。できれば8GB。
レビューなど見ていると、OSが軽いから4GBでも十分そうですが…メモリは多ければ多いほど助かるので。できれば8GBがいい。(Windows/Macだと昨今8GBでも少ないくらいだし…) CPUが多少遅くてもメモリがあればなんとかなる派です。 - ストレージは32GBくらいあれば
とりあえずお試しだからこれくらいでいいかなと思ってます。 - コンバーチブルタイプ
キーボードがぐるっと裏側にひっついてタブレットっぽくなるタイプ。TF101のときとか分離型でもそう不自由してませんでしたが、せっかくだから360度折りたためるやつ見てみたい。 - お値段 3万~4万円くらい
ものによっては10万超えているものもあるみたいです。でも、まず買ってみるところだからそこまで出すのはって思う…ただし安さだけにこだわるとPCはやばい(実際使えない)ことになるから、4万円くらいがいいかなと思ってます。(でも収まらなかったら仕方ないとも…)
比較の参考として、MacBookPro 13インチが1.4kg程度のようなので、これくらいを目安にと思ってます。
あと以前使っていたG-GEAR 710T…こちらは15.6インチで2.7kgでした…これは結果としてノート型据え置きPCになっていたのでここまで重いとつらい。
候補のChromebook!
それらを加味していろいろ調べてみました!
※価格は2/22当時のAmazonのものを記載しています。時期によっては変更される可能性があります。
HP Chromebook x360 14b
メーカー | ヒューレット・パッカード(HP) |
製品名 | HP Chromebook x360 14b |
型番 | 14b-ca0019TU |
製品サイズ | 22.5 x 32.6 x 2.05 cm |
重量 | 1.5kg |
画面サイズ | 14インチ IPSタッチディスプレイ |
解像度 | 1920×1080 1080p Full HD |
CPU | インテル® Pentium® Silver N5030 プロセッサー (1.10GHz-3.10GHz, キャッシュ 4MB) |
メモリ | 8GB オンボード (2400MHz, LPDDR4 SDRAM) |
ストレージ | 64GB eMMC |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
カメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) |
メディア | microSD カードスロット |
キーボード | 日本語配列、バックライト付き |
スタイラスペン | USI ペン (別売り) 対応 |
インターフェイス | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×2 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
オーディオ | B&O Playデュアルスピーカー 内蔵デュアルマイク 音量調整ボタン付き |
Google Play | 対応 |
バッテリー駆動時間 | 最大 10.5時間 |
その他 | – |
発売日 | 2020/10/19 ( x360 14b-ca0000は2019/12/16 ) |
価格 | 44,800円 (税込) (Amazon) |
公式サイト | HP Chromebook x360 14b 製品詳細 |
税込み4万円台、メモリ8GB、1.6kg、コンバーチブル…ほぼ完璧では…?
ただca0019TUはスペックを見るとCPUがPentium N5030 に変わっただけみたいなので、マイナーバージョンアップみたいなものでしょうか。元になったca0000の発売日は2019年12月のようですから、実質一世代前のモデルになるかと思います。またHP DirectPlusの価格を見ると、もともと69,800円(税別)だったみたい。
このスペックと価格はもちろん悪くない。何も見なければ決めてよかったと思う。しかしここから迷いが始まる。
HP Chromebook x360 12b
x360 14bの12インチモデルみたいな感じ。
メーカー | ヒューレット・パッカード(HP) |
製品名 | HP Chromebook x360 12b |
型番 | 12b-ca0014TU |
製品サイズ | 21.6 x 27.2 x 17.3 cm |
重量 | 1.35kg |
画面サイズ | 12インチ IPSタッチディスプレイ |
解像度 | 1366×912 720p HD |
CPU | インテル® Pentium® Silver N5030 プロセッサー (1.10GHz-3.10GHz, キャッシュ 4MB) |
メモリ | 4GB オンボード (2400MHz, LPDDR4 SDRAM) |
ストレージ | 64GB eMMC |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
カメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) |
メディア | microSD カードスロット |
キーボード | 日本語配列、バックライト付き |
スタイラスペン | USI ペン (別売り) 対応 |
インターフェイス | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C™3.0 Gen1×2 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
オーディオ | B&O Playデュアルスピーカー 内蔵デュアルマイク 音量調整ボタン付き |
Google Play | 対応 |
バッテリー駆動時間 | 最大 11時間 |
その他 | – |
発売日 | 2020/9/8 (x360 12b-ca0002TU は2019/11/1 ) |
価格 | 48,980円 (税込) (Amazon) |
公式サイト | HP Chromebook x360 12b 製品詳細 |
14bを12インチにしたらこうなるみたいな構成。これも14bと同じくCPUがN5030に更新されたモデルみたいですが、元になっているものは2019年11月発売みたいなので、一世代前のモデルでしょうか。
小さいほうがすきなのでこちらでもいいかもって考えるところです。メモリ4GBは少し気になる。解像度もちょっと低いかな…?
HP Chromebook x360 14c
そしてこちらは2020年モデル。14bが14cになりましたね!
メーカー | ヒューレット・パッカード(HP) | |
製品名 | HP Chromebook x360 14c | |
型番 | 14c-ca0011TU | 14c-ca0012TU |
製品サイズ | 22.5 x 32.5 x 1.65 cm | |
重量 | 1.6kg | |
画面サイズ | 14インチ IPSタッチディスプレイ | |
解像度 | 1920×1080 1080p Full HD | |
CPU | インテル® Core™ i3-10110U プロセッサー (2.10GHz-4.10GHz,インテル®スマートキャッシュ 4MB) |
インテル® Core™ i5-10210U プロセッサー (1.60GHz-4.20GHz, インテル®スマートキャッシュ 6MB) |
メモリ | 8GB オンボード (2666MHz, DDR4 SDRAM |
|
ストレージ | 128GB eMMC | |
Wi-Fi | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) | |
Bluetooth | Bluetooth5.0 | |
カメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) | |
メディア | microSD カードスロット | |
キーボード | 日本語配列、バックライト付き Amazonに英字キーボードもあり |
|
スタイラスペン | USI ペン (別売り) 対応 | |
インターフェイス | SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1 SuperSpeed USB Type-C® 5Gbps ×2 (Power Delivery、DisplayPort™ 1.2) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
|
オーディオ | Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー 内蔵デュアルマイク 音量調整ボタン付き |
|
Google Play | 対応 | |
バッテリー駆動時間 | 最大12時間 | |
その他 | 指紋認証リーダー | |
発売日 | 2020/10/14 | 2020/10/14 |
価格 | 64,580円 (税込) (Amazon) |
79,000円 (税込) (Amazon) |
公式サイト | HP Chromebook x360 14c 製品詳細 |
おわかりいただけただろうか…
ハード構成が新しいものになっています。Core i3とi5の違いはCPUのみみたいなので併記しました。
注目すべきは指紋認証。マジか指紋認証ついてるのか…MacBookProについてて使ってるけどめたくそ便利でWindowsデスクトップにもデバイス買ってつけたくらい便利なんだよあれ。
それからWi-Fiも802.11axになっています。Wi-Fi6とも呼ばれる新しい規格みたいですね。(これしか記載がありませんが、下位互換性はあるみたいなのでルータ買いなおしたりしなくても大丈夫だと思います)
※2021/3/6追記 うちのWi-FiルーターはWi-Fi6非対応の古いもの(Aterm WG1800HP2)ですが11gで繋がりました!
14bとの価格差は(i3モデルで)約2万円。もともとお試し最初の1台だからお手軽でって感じだったコンセプトがブレ始める瞬間です。
2万円の違いでi3になって指紋認証ついてくるなら絶対こっちのほうがいいよね…でももう1万5千円出せばi3がi5になるわけですよ…
積んでいるのは両方とも第10世代。ベンチマークサイトを見るとざっくりダブルスコア気味。i3が スコア5553
で、i5がスコア 9754
。えぇ…?
ちなみに14bに積まれていたPentium Silverは スコア 2650
。
およそ倍々で性能上がってる感じでしょうか。1万5千足してこれなら…でも当初の想定金額の
ASUS Chromebook Flip C436FA
ここで少し、他のメーカーにも目を向けてみるとまたお値段がひとつうえのやつがいました。
メーカー | ASUS | ||
製品名 | ASUS Chromebook Flip C436FA | ||
型番 | C436FA-E10161 | C436FA-E10068 | C436FA-E10162 |
製品サイズ | 20.8 x 31.95 x 1.38 cm | ||
重量 | 1.15kg | ||
画面サイズ | 14.0インチ TFT タッチディスプレイ |
||
解像度 | 1920×1080 Full HD | ||
CPU | インテル® Core™ i3-10110U 2.1GHz/4.1GHz インテル® スマート・キャッシュ 4MB |
インテル® Core™ i5-10210U 1.6GHz/4.2GHz インテル® スマート・キャッシュ 6MB |
インテル® Core™ i7-10510U 1.8GHz/4.9GHz インテル® スマート・キャッシュ 8MB |
メモリ | 8GB LPDDR3-2133 |
16GB LPDDR3-2133 |
|
ストレージ | SSD:128GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
SSD:256GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
SSD:512GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | ||
Bluetooth | Bluetooth5.0 | ||
カメラ | 92万画素Webカメラ内蔵 | ||
メディア | microSD カードスロット | ||
キーボード | 日本語配列 (イルミネートキーボード) |
||
スタイラスペン | USI ペン対応 (付属) | ||
インターフェイス | USB3.1(Type-C/Gen1) ×2 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
||
オーディオ | クアッドスピーカー内蔵 (1W×2、1W×2) アレイマイク内蔵 |
||
Google Play | 対応 | ||
バッテリー駆動時間 | 約11.8時間 | ||
その他 | 指紋認証リーダー | ||
発売日 | 2020/10/28 | 2020/10/28 | 2020/10/28 |
価格 | 103,018円 (税込) (Amazon) |
121,964円 (税込) (Amazon) |
135,655円 (税込) (Amazon) |
公式サイト | ASUS Chromebook Flip C436FA (C436FA-E10161) | ASUS Chromebook Flip C436FA (C436FA-E10068 | ASUS Chromebook Flip C436FA (C436FA-E10162) |
14インチで1.1kg??
おかしいでしょ…用途によってはこの一点で買いだと思う…
他のスペックもCore i7でメモリ16GBで512GB SSDだったりするし…もはや普通にノートパソコン。 i3モデルでも128GB SSDだからeMMCより高速なはず。Chromebookが廉価PCではなくノートパソコンのOSがChrome OSなだけであることを思い出させてくれる。
x360 14cでは別売りになっていたUSIペンが付属してもいますし、コスパも良いんじゃないかと思います。
ただ…えぇ…10万超え…ここまでくるとM1チップのMac Book Air(税込115,280円)にリーチみたいになる…
結論(出ない)
はい。御覧のとおり上乗せを繰り返した結果後に引けないみたいになっています。
当初の予定通りならx360 14bなんですが…802.11ax(Wi-Fi6)や指紋認証は試してみたい。
そうするとx360 14cのCore i3モデルになる。それをi5にアップグレードするか否か。そこまで行くなら本体重量1.1kgでSSDのC436FAが見えてくる。
ノートPCのハードウェアは後から更新できないから、最初に思い切る必要があるのですよね…
しかしそもそも、「Chrome OSはOSそのものが軽いと聞くから要求スペックも厳しくなさそう(Windowsでメモリ4GBは死ぬけどChromeOSなら生きるはず)」って考えて用途を限って試してみようって話からスタートしていたはずなんで、ハイスペックChromebook買うならさらに乗せてM1 MBA(メモリ16GB)(税込137,280円)買えって話まで見えてくる。Chrome OS使ってみたい気持ちはあるんだけど、今仕事でメインに使ってるのMacのほうじゃからのう…
どんどん手段が目的になっていくのは世の常ですがこれはひどいと言わざるを得ない。ぶっちゃけHP DirectPlus週末特価セールのときに買えてたらきっと何も悩むことなかったんだろうけどこれなんだったの?? 売り切れ?? 売り切れなの??
(いうて税別68,000円だと税込74,800円なわけでいうほど変わらんけど…って考えると今でも買えそうな気持ちになってくるからいけない)
さらに。
「Chromebook40機種を年内に投入」とかいう記事も飛んできてどうすれバインダー。