iTunesを使っている場合にアップグレード時に気をつけること。
要はライブラリデータががっつり飛んだのでその復旧です。
Apple IDの認証が出てきていたので、たぶんOSがアップグレードされたことにより別のPCとして認識されているのではないかと思う。
ただ、同じくらいのタイミングでiTunesもアップグレードした気がするのでどっちのせいだったかはわからないし合わせ技なのかもしれない。
Windows10が悪いというわけではないとは思います。
それで現象としては、iTunesで購入したものとCDからインポートしたものの一部(どういう基準でそうなったかは分からない)以外のデータがiTunesに認識されていない状態になりました。
曲ファイル自体はCDからインポートしたファイルも含めて、消えてはいなさそう。
曲ファイルについてはシステムドライブの容量削減という理由もあり、ユーザーのMusicフォルダとは別のところに設定しています。
iTunesの設定を確認してみても、そちらを見ているよう。
でもそこにあるはずの曲ファイルを認識していない…
iTunesのリストデータが壊されていた
iTunesはどうやら実ファイルとは別にリストを管理しているファイルがあるみたい。
Windowsだと、ユーザーのミュージックディレクトリ (C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunes)にある、iTunes Library.itlというファイルのよう。
メタデータの復旧
iTunes のアップデート後にコンテンツが見当たらない場合
を参考に、iTunes Library.itlを以前のデータに戻してみます。
これはアップデートしたタイミングでバックアップされるようなので、一つ前のファイルに戻して解決すればそれでよし。
私の場合はそれでも駄目で、もう一つ前のファイルでようやくプレイリストなどが復活されました。ですが数ヶ月分は巻き戻ってしまっているし、それ以降のファイルはない。
一つ前のファイルの日付は2015/12/3でしたので、Windows10のアプデとは関係なく壊されていた可能性もあります…(でも最近までiPodと同期してたから、可能性低いかなとも)
とりあえず次善策として、戻せるところまでプレイリストを戻しておきます。
ファイルのインポート
そこから認識されていないファイルを、一気にインポートします。
ファイルのあるディレクトリ(iTunes Musicディレクトリ)をiTunesにドラッグ&ドロップすればOK。
コピー元とコピー先が同じなので、大量の(100GBほどの)ファイルを入れてやってもすぐ終わりました。
追加日時はすべて今日の日付になってしまいましたし、プレイリストも巻き戻ってしまいましたが、全部飛ぶよりマシだと思ってここであきらめました…
Windows10更新前にバックアップとしてやっておくこと
・C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunesディレクトリのバックアップ
iTunes Library.itl以外にもデータファイルっぽいものがあるので、それらもまとめておいたほうがいいかと思います。
・iTunes Musicディレクトリのバックアップ
移動させていない場合は、C:\Users\(ユーザー名)\Music\iTunesディレクトリ以下にあるのでいいのですが、そうでなければそちらも念のため。
・iPhone/iPodのWifiをオフにする
最終的には同期することになるとは思いますが、ここで同期が走るとぐちゃぐちゃになるので、いったん同期を回避したほうがよいと思います…
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