どうも、うさぎ島に行くことを考え直さないかげろです。
割とあっさりスケジュール決まって終わるかと思ったらそこそこそうでもなく、(どうあれ引き留めて貰えるのは)ありがたいなって気持ちといいからはよ手続きって気持ちとのミックスで過ごしてます。
ただ、何度「考え直してくれ」って言われても(いたたまれない気持ちにはなれど)全然そんな気になれないところ、どういうことなのかなあって気持ちを整理するために少し書いてみたいと思います。
行動は状況と気持ちが決める
例えばリンゴが100円で売っていたとします。手元にも丁度100円あります。欲しいなーと思いつつもスルーしていったとします。
ここで、
「リンゴは買うべきだー!!! 考え直せー!!!」
と熱心に説得された場合、「えーどうしようかなー…」って感じになって買うかもしれないし、やっぱり買わないかもしれません。
状況として購入することはできるので、あとは気持ちの問題で行動が決定できます。
しかし手持ちが90円だった場合。欲しいなーと思いつつもスルーするしかないですよね。
ここで、
「リンゴは買うべきだー!!! 考え直せー!!!」
と熱心に説得されても
「そんなこと言われてもなあ…」
って顔しかできないじゃないですか。
状況が「買わない」一択なので、いくら気持ちを揺さぶられても「買わない」にしかなりません。
会社辞めるときって割と後者だと思うのですよね。ネガティブにもポジティブにも。だから条件や状況が(会社を辞める必要がないところまで)変わらない限り、いくら「考え直せ」と言われても言われてもなあって顔しかできない。
でも説得は前者のロジックで行われる、から失敗する
しかし慰留するときされるときは、だいたいお気持ちの話しかされない。なぜなら状況を変えることができないからです。まあそうですよね、簡単に変えられるならもう変わってますって。
けれども手持ちの90円じゃ100円のリンゴは買えない。どれだけ熱心に勧められても買えない。結果的に、考え直せと言われて考え直すところには至らないわけです。
まず状況…選択肢があって初めてそれを選べるわけですから、「考え直せ」と言われる前に選べる選択が提示されてないと無理。でもまあだいたい用意されないよね。これも用意してもらえるアテがあるなら退職願じゃなくてご相談にお伺いしてますって。
だれかを説得する場合は、それが気持ちだけの問題なのか、特定の条件をクリアしなければいけない話なのかを考えるとよいのかもしれません。逆に選択肢のない状態でお気持ちを煽るだけだと逆効果でしかないので、駄目なら駄目で粛々と進めた方がよいとも思います。
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