先週9/17にリリースされたiOS9、噂のGoogle殺しコンテンツブロッカー搭載という話でどうなるか。
いささか今更感ありますけど、メモ代わりに残しておきたい。
実際のところ
Safariに広告ブロックが標準搭載ではなく、そういうアドオンが作れるようになった、というのが正しい。
で、その機能を実装している「Crystal」というアプリが今のところ有名な感じですね。
「iOS 9」のコンテンツブロッカー機能に対応し広告をブロック出来るアプリ「Crystal」、リリース後12時間で10万ダウンロードを突破
他にもいくつかでているみたい。無料のとかもあるみたい。
これを導入して設定を変えると、広告ブロックが有効になるよう。
実のところ手持ちのiPod touch(5G)ではこのアプリ対応していなくて、それでまあ後でいいかみたいな感じでほっといたところある(何
iPhone6をちょっと借りて試してみたところ、確かにGoogleアドセンスらしき広告消えましたね。
コンテンツブロッカー殺し
始まるいたちごっこ…
iOS9 Safariのコンテンツブロッカーなどのアドブロックしていることを検知するFuckAdBlock.js
ios9の広告ブロック機能を有効化している人をブロックする方法
もともとPCブラウザの拡張で、広告ブロックのアドオンは配布されており、それに対するカウンターみたいなものがiOS9のそれにもそのまま使えるよう、という話。
ただこれもJavaScriptで検知とかしているのは、そのうちコンテンツブロッカーのほうで対応されて殺されるんだろう…
厄介なのは
広告のブロックはまあいいとしてAnalyticsもブロックされるらしいという話。
【検証2】iOS 9の広告ブロックがGAを無効化!の件を、広告屋として調べてみた(+Optmizely)【150923更新】
これからどうなるのか
どうなるんでしょうね…(小波感
コンテンツブロックが一般的になるかが微妙なところで、PCブラウザではまぁ、やる人はやるだけだしそういうユーザーはそもそも広告踏まないし、という温度感だったのが、iPhoneアプリという形で簡単導入できるとなるとどうなるかですよね。
コンテンツブロッカー殺しみたいなのは、対Appleではなく対ユーザーの方策になってしまうので、たぶん流行らないでしょう。(ユーザーが離れていくだけで終わる
あ、でも「広告を表示するなら無料、広告を消す有料プランあり」というケースとか出てきたら、使われるかもですね。
「広告があるから無料でコンテンツを提供している。だから見ろ」というのはそうかもしれないけどそんなこと言われてもなあ。
そういえばなんかどこかで聞いた話。「CMをスキップするのは許されない」とかそういう話あった気がする。歴史は繰り返すのか。ビジネスモデルが同じだから仕方ないのか。
iOSの割合は存外に多くて、これは自分のところのアクセスを改めて見てみてびっくりしてたんですが、ここ一ヶ月でWindowsに次いでiOS、Android。で、iOSとAndroidで46%くらい。
iOSが26%、Androidが20%というところ。スマホほんとに増えてるんだなあ。
木っ端も木っ端、月1000PV程度のそれなんですが、割合については数が大きくなってもそこまで変化ないかなとは思います。
そもアドセンス的な広告に関しては、邪魔にならないならいいんじゃない? 程度の感じなので、まあモバイルの厄介な広告バナー(脈絡無く出てくるエロバナーとか下にずっとくっついてスクロールしてくるやつとか)はもうブロックされても仕方なくない? みたいなところは正直あります。その余波でまとめて殺されてもユーザー的には直接的にマイナスはないですしね。
特にあのスクロールについてくるやつ。機種によってはほんと重いんだよアレ。ページがスクロールできなくなるくらいに。そんで誤タップするし。滅べとしか言いようが無い。
そういう気持ちが天に通じたのか、見かける頻度減ってきた気はしますけど。いいことですよね。
当サイトも一応AdSense貼ってみていますけどそんな邪魔になってないと思っているので大丈夫ということにしてる。このへんは感覚的なもので、意見分かれるとは思いますけど。
むしろ殺風景なところにゲームの広告なんかが光って見えるときすらある…それはどうなんだと別の意味で思わなくも無いが…
個人的に迷惑なのはAnalyticsのほう…数字が増えたり減ったりするの地味に楽しんでるので…
いずれ改善されるのかもしれないけど、やるならちゃんと広告だけを判別するようにしてほしいところ。
まだリリースされて一週間だし、これからおいおい数字出てくるのでしょうけどどうなっていくのでしょうね。
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