アプリなどの開発時にPCに接続するモードであるUSBデバッグモード。USBケーブルとPCを接続していろいろ作業をすすめるわけですが、たまに接続していても認識してくれなくなるときがあります。そういったときに試してみること、確認すること。
adbにはパスが通っているものとします。また、ドライバなどのインストールは済んでいるものとします。
最終的に、コマンドプロンプトで
> adb devices
として、一覧にデバイスが表示されれば認識していることになります。
またこれらは、認識はしているけれどもadb installでアプリを入れようとすると、「waiting for device」という表示で一向に終わらない場合にも試してみるとよいかもしれません。
端末を再接続してみる
ケーブルを抜いてまた挿す。最初にやってみることで基本ですね。
反応してくれるかどうか、ドライバのインストールが走るかどうかでも様子を伺うことが出来ます。
ここでもし、ドライバのインストールが実行されて、さらに失敗してしまっていたら、ドライバのインストールのほうを行うようにします。
原因はよくわからないのですが、たまにドライバのインストールがまた実行されていたりするので…ずっと使っている端末でも注意を払うことが必要かもしれない。
このときは、マイコンピュータのプロパティから「デバイスマネージャー」を開いて、「その他のデバイス」にびっくりマークの付いたAndroidというデバイスがないかを探します。
これがある場合はドライバのインストールが必要なので、右クリックから「ドライバの更新」を選び、Android ADB Interfaceをインストールします。
サービスを再起動してみる
adbから、デバッグ用の接続をしているサービスを再起動してみます。
コマンドプロンプトより、
> adb kill-server > adb start-server
としてみます。
端末側のオプションをオン/オフしてみる
デバッグする端末の、「USBデバッグ」オプションをオン/オフしてみます。
PCに接続して実行したほうがうまくいきます。(個人的な感想)
USBケーブルを替えてみる
接続しているUSBケーブルが断線していたりなどで使えない場合があります。意外と気づかないけど替えてみたら認識したということはなくもない。
別のUSBケーブルがあればそれで試してみるとよいかもしれません。
その端末の接続実績のあるケーブルだとよりグッド。
(2017/02/23追記)
USBケーブルが悪い件、意外とあります…
症状として、以下のような問題が発生してきたら注意かもしれません。
- 端末の接続がされたり、すぐ消えてまた接続されたりする。USBケーブルは繋ぎっぱなしなのに。
- 端末を回転させたりすると、(USBケーブルの付け根の接触が変わって?)接続が良好になったりする。
- イベントビューアにUSBドライバのエラーが頻繁に記録される。
傷む場所としては、やはり端末側の付け根かなと思います。
ここのところをぐりぐり動かして、接続されたりされなくなったりしたら、ケーブルを変えてみるとよいかも。
ADBコマンド、Andriod SDKのバージョンを確認する
(2019/6/23追記)
Oculus Questを接続しているときに、adbのバージョンが古いとデバイスが認識されないことがありました。
このあたりも注意してみる必要があるかもしれません。