はい。
前回までのあらすじ:
【2021年版】Chromebookほしくて調べていった結果の有様
そうだよまたHP Directplusで週末限定セールやっていたからいけないんだよ…
目次
開封の儀
といってもダンボールに入っていたものを出しただけです。
付属品もこれだけ。ほんとにシンプル…!
ようこそ。
Wi-Fiの設定をして規約に同意したらログイン画面。
ログイン後に指紋認証の設定。指紋認証デバイスがついているからか、流れで設定できます。
Google Playの同意。Chrome OS専用ストアではなくAndroidと共通みたい。
Google アシスタントの設定。「OK Google!」って何度か言いました。
Smart Lockを使えるようにもしてみました。自分のスマホが近くにあるときは自動的にロックが外れるような機能ですね。
外出して使うときは危ない気もするのですが、まず家で使うものだしとりあえず設定してみるかと思って。(使用感は常時ロック解除みたいな状態になるからかえって不安な気もしてて、便利さとセキュリティって難しいなと思ってます)
おしまい。
使用感
つかってみた感想としてはするする動いてめっちゃ便利。俺のTF101が戻ってきた!
もちろんこの記事もChromebookで書いてます!
TF101を思い出す使いごごち…良い…
この感触…あのAndroidタブレットキーボードセットTF101だ…
単純に画面がタッチパネルになっててAndroidっぽいところでそう感じてるんですが。
タッチパネルのノートPCはあれ依頼ですから、もう10年以上ぶりですか…やはり便利だと思います。Appleは絶対MBAとかにタッチパネル液晶つけると思ってたのになあ… (今はiPadがノートPCじみてきているから結果的にそういうことなのかもしれないけど…)
本体は少し重みを感じるけど、取り回せないほどではない
1.6kgほどあるので、持ち上げると流石に重さを感じますね。
膝に乗せての作業とかは普通にできる程度ですけれど。180度くらいの平ぺったい状態にしてだめソファークッションにもたれかかってぺちぺち叩いてるとまあなんか止まらないですね…!
機構として360度回転するようになっているものですから、だらだら打つときの角度調整が自由自在すぎてやばいです。
ノートPCと捉えるべき
タブレットとしてはやっぱりきつい重さと大きさ。基本的に置いて使う感じにはなるかと思います。
ただこれは14インチサイズの問題なので、もっと小さいモデルだとまた別の使い方が見えるかもと思います。
スペック的にもCore i5、メモリ8GBですから普通にノートPCですね…いろいろ見て回ってるときにどこかのサイトで「Chrome OSだからといってハードウェアが安くなるわけではない」と書かれていて目からウロコだったことを実際に使ってみてまた実感します。ノートPCです。
タブレット状態使いづらいかも
(2021/3/11追記)
しばらく使ってみて、タブレット状態だと使いづらいな…と思いました。
一番使いづらいのは「バックキー」がないこと。Androidだとお馴染みのバックキーがありません…
Androidタブレットだとスワイプしたら出てきたりするのですが、それもなし。
でも使い勝手としてはAndroidタブレットみたいなものなので…バックキーなしAndroidタブレット(スマホ)を想像してもらえるといいかもしれません…めっちゃ使いづらい…
また、もしかしたらタブレットモードは、使えない機能もあるかもしれないです。
キーボードのショートカットキー一覧見ていて、例えばスクリーンショットはショートカットだと「画面全体のスクリーンショット」「部分的なスクリーンショット」と選択でき、部分的にショートカットを撮影する方で起動するツールでは録画機能も付きました。
一方タブレットモードでは「電源+音量下ボタン」の方法しかなさそうです。
こういったショートカットキーに絡む機能が、実質的に使えなくなってしまっているのではと思います。
(ただ、私が方法に気づいてないだけだったらごめんなさい)
ただしChromeブラウザは快適
でもメインで使ってるChromeブラウザはめっちゃ快適。
正直、メモリ8GBのマシンでChrome起動したらしんじゃうって思ってるからここはさすがの部分ですね。やはりOSの違いはあるでしょう。うちのMBPとか起動しただけで10GB食ってるときあるし…
バッテリーの持ちがやばいくらい良い
Chromeブラウザだけ使ってブログ記事書いてるような状態で1時間。6%くらいしか減ってない。システムからの通知では残り10時間半くらいは使えるっぽい…
もちろん動いているアプリに左右されてしまうため単純計算はできませんが…おそらく普通のノートPCより、下手するとスマホより使える時間長いのではないかと思います。(ノートPC向けバッテリーを積んでいるわけなので、スマホと比べるともちろん強いものを搭載していますが、そのぶんハードも強いから)
音が静か
キーボードをペチペチ叩く音はしますけど、その他の音がしないです。
具体的にはCPUファンの音がしない。こちらのレビュー記事によると一応ついてるみたいですが全然意識しないでいます。
これも使用状況によるから、また使っていくうちに感想変わるかもしれませんが…
(追記:ツイッター見てたらファンがうなりはじめた。でもまあ静かな部類かな…?)
Chromeブラウザは他OSのデスクトップ版と同じように使えてる
で、気になるChromeブラウザの動きについては、今のところ他OSのデスクトップ版と同じように使えています。
この部分については流石の一言。スマホ版ではなくデスクトップ版のレイアウトでタッチやスワイプなどが効くため、普通にマウス操作するより快適です。
スプレッドシートなども使ってみていますがむしろ自宅のWindowsデスクトップで行うよりさくさく動きます! (流石に10年越しのWindowsマシンと比較するのはすこしずるい気もしますが。CPPもこちら(第10世代Core i5)のほうが上でしょうし…)
でも思えば最近デスクトップマシンでやることってChrome開いてなんかするとかですし、スマホやタブレットでもChrome開いてることが多いし…Chromeがちゃんと動けばおおむね大丈夫かもわからん。
マルチウィンドウでドラッグアンドドロップ操作もできる
それでこうやってブログ記事書いてたりするのですが…タブだけでなくウィンドウを複数開くこともできていますし、ファイルマネージャから画像ファイルをドラッグアンドドロップすることもできています。
このあたりWindowsやMacでお馴染みの操作ですね。
使う前はシングルウィンドウで操作するイメージが強かったですけど、複数のウィンドウは普通に使用できています。
Google Playストアでは使えるアプリと使えないアプリがある
機能面で言えばGoogle Playストアについては注意が必要です。
各ストアの紹介を見ていると「Google Playが使えるからアプリも豊富!」のように感じられ、実際それは間違いではありませんが…
一点だけ、Google Playストアにある全てのアプリが使用できるわけではないことは注意したほうが良いと思います。
実際、自分がメインで使っているBOOK☆WALKERアプリについてはインストールはできたけど動作対象外として使うことができませんでした。(悲しいけど仕方ないと思っています)
ゲームもいくつか試してみましたが、動くもの動かないものがあったり、動いても画面が大きいためか表示がぼやけているように感じたりして…
特にゲーム系は、Chrome OSに対応しているかどうかより、もしかしたらIntel系のCPUで動くかどうかのほうが大きいのかもしれません。
そういった面もあるので、ゲームやアプリ目的で購入することはちょっと博打になるかなと思いました…
逆にDropBoxとかは普通にインストールしたら動きました。FGOも試しに入れてみたら普通に動いたし。ほんとものによりますね。
もし使いたいアプリがあったり、ないと困りそうなアプリがある場合は事前に調べてみたほうが良いかもしれません。
WindowsやMacと同じことがまだできない
Chromeブラウザでやってたことはだいたい問題ないですが、それ意外のところがまだ不慣れです。
たとえばブログ記事につける画像の加工など。Dropboxでスマホと共有まではできましたが、サイズの変更や加工などをどう行うのが良いかまだわかってなくて、そのまま貼っ付けるだけ。付属のファイラも最初全画面表示だったのでドラッグアンドドロップもままならずちょっと面倒に感じていまいた。
方法を知って慣れるまでの問題です。でもWindowsやMacと比べてできることが限られているのも確か。そんな大層なことは必要ないと思うのでいい方法見つけていきたい。
まとめ
・良かったと感じたこと
- Chromeブラウザがサクサク動作
- タッチパネル液晶の使いやすさ
- そこそこ持ち運ぶ気になる重さ
- バッテリーの持ちが良い
- 静か
・いまひとつと感じたこと
- タブレットとしては使いづらい(大きさ、操作の問題)
- Google Playからインストールできない、しても動かないアプリがある
- まだ操作になれない
総合評価としては「買ってよかった」と思ってます!
ほぼChromeブラウザ専用サブノートマシンみたいな扱いにもなっていますが、その時間をこちらに移せただけでも実はだいぶ効果が大きい。Fireタブレットやスマホで使うより快適な扱いができますし。
これ多分、「WindowsやMacと同じこと」を期待すると失敗するけど、「特定の使い方のみに絞って」使うと満足できる類だと思います。むしろOS自体がChromeブラウザ使うみたいに割り切ってるようにも感じます。
だったらWindowsやMacを買って特定用途に使えば、との意見もあると思いますが、あれらは「なんでもできる」ことを前提にしてるから、最低限必要になるハードウェアのスペック要求が上がってしまうと思うので、一概には言えないですね…
もしかしたら将来的にWindowsやMacは開発用途の高級マシン、普段遣いはiPad(iOS)やChromebookと住み分けたりするかもしれないと感じました。
その面で逆に、今回購入したCore i5の8GBモデルはオーバースペックだったのかもしれません。Celeronやi3のモデルとか、メモリが4GBだったらどうだろうと気になるところです。価格帯もだいぶ違ってきますしね。
なんだかんだで7万超えているモデルにしてしまったので快適に使えるのはある意味当然で、Chromebookの真のコスパの良さを体感できてない可能性はある。(でも同じハードスペックのWindowsマシンとか買わないと思うから…そういう面ではコスパの良さは体感してます)
もし2〜4万のモデルでも同様の使用感だったらすごいなあと思う。けど「快適に使えそう」「指紋認証」「Wi-Fi6」を優先させてしまった。気にはなるが後悔はしていない。まず最初の体験は重要だからね…!